Year: 2019

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感染者数の多い性病ランキング

性病は、厚生労働省の平成28年性感染症報告書によれば、性器クラミジア感染症が感染者数24,396人で最も多く、次いで性器ヘルペス感染症が感染者数9,174人で第2位になります。 淋病が感染者数8,298人で第3位、尖圭コンジローマが感染者数5,730人で第4位、梅毒が感染者数4,559人で第5位、新たなHIV感染者が日本国籍及び外国国籍を合わせて1,011人で第6位となっています。 性病は、感染症法の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の施行以降感染患者の一時的な増加があるものの総体的に減少傾向にありました。 近年では性病の感染者の減少率が低く梅毒に至っては平成25年以降急激に増加し、新たなHIV感染患者も1,000人以上と横這いです。 梅毒は、コイル状の細長いスピロヘータの1種とされる梅毒トレポネーマに感染する事で発症しますが、2年間~3年間程度の前期潜伏期間と数年間~数十年間に及ぶ後期潜伏期間の無症候性感染状態がある特徴があります。 梅毒は、ペニシリン系抗菌薬の普及により減少傾向が続き平成15年には日本国内の感染者数が509人まで減少していますが、平成28年には約6倍に相当する3,174人が医療機関で治療を受けたとされています。 梅毒の感染者数の増加は、有効なワクチンが開発されていないもののペニシリン系抗菌薬の開発により不治の性病から治療可能な性病となりました。 性器ヘルペス感染症やクラミジア感染症などの性病の感染者数が多い事で梅毒への警戒心が低下した事で増加していると考えられ、外国観光客が感染源とも考えられています。 HIVは、2013年以降日本国籍の新たな感染患者は減少傾向にあり2016年には857人と減少していますが、外国籍の新たなHIV感染者が増加している事から新たなHIV感染者数は1,000人を下回る事が出来ずにいます。 HIVは、性器クラミジアや性器ヘルペス感染症などの性病の潰瘍性病変の形成によって感染率が健常時の3倍~5倍に高まるだけで無く、梅毒とHIVの重複感染は免疫機能を担うCD4陽性リンパ球数の低下を加速させると危惧されています。 感染者が多い性病の症状とは 感染者数の多い性病には、発症後に自覚症状がほとんど無い感染患者が多い事や1回の性行為による感染率が高い事、不妊症の原因となる事などがあります。 最も感染者数の多い性器クラミジアは、男性の感染者の約5割、女性の感染者の約8割に自覚症状が無いとされ、感染に気付かずに性行為を重ねてしまい感染者数を増加させています。 性器ヘルペス感染症は、1度感染すると一生涯ヘルペスウイルスを体内に保有する事となります。 元々発症時の自覚症状が無い感染者が多い事に加え再発を繰り返す度に自覚症状ある感染者も自覚症状が軽症化するとされ、感染や再発に気付かずに性行為を重ねてしまい感染者数を増加させています。 性病は、1回の性行為による感染率が約50%程度とされるクラミジア感染症や感染率が約30%程度とされる性器ヘルペス感染症の感染患者が多く、感染者数が多い事で更に感染者数が増加している負のスパイラルに陥っています。 尖圭コンジローマは、性行為1回の感染確率は60%~70%と性器クラミジア感染症を超える感染率ですが、感染者数自体が少ない事で感染者が少ないと考えられ、淋病の感染確率は約20%程度とされています。 感染者数の多い性病は、感染や再発に気付かずに重症化する感染者も多く、不妊症の原因となる事があります。 男性の場合は、尿道から精管や精巣上体、精巣まで上行感染して精巣機能の破壊や精管の閉塞などを引き起こし男性不妊症の原因となります。 女性の場合は、子宮頸管部から子宮や卵管、卵巣に上行感染して卵管の閉塞や卵巣機能の破壊などを引き起こし不妊症の原因となります。 また、骨盤内腹膜炎や肝周囲炎などを引き起こす事もあり、特に女性は自覚症状が無くても定期的な性病検査の受診が望ましいとされています。

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性病を確実に防ぐ方法について

性病は必ずしも性行為からのみうつるとは限りません。 菌やウイルスは生活の中に溢れていて、例え性行為をしたことがない人でもうつる可能性があるからです。 しかし、それは大変まれなケースです。 多くの人の場合、性病は性行為によってうつります。 性病を確実に防ぐには、守らなければならないことが2つあります。 コンドームを必ず装着することと、不特定多数の相手との性行為をしないことです。 コンドームは、挿入する直前に装着するだけでは性病を確実に防ぐとは言い切れません。 フェラチオを始めとして、性病がうつる要素は挿入以外にもあるからです。 裸になったらたとえ挿入前でも、コンドームの装着をすることが求められます。 複数の人と性交渉を持つことは、それだけ性病の感染リスクを高めてしまいます。 不特定多数の相手との性行為をしないことは予防上必要ですが、必ずしも確実に予防できるかと言えばそうは言い切れません。 自分自身が1人の相手とのみ性行為をしていても、相手が不特定多数と性行為をしていた場合、自分も性病になってしまうリスクがあるからです。 相手を1人に絞るのはもちろんのこと、その相手も自分のみと性行為をしている場合で、さらにお互いに性病検査を受けて結果が陰性と確認済みの場合のみ、性病を予防する効果があると言えるでしょう。 本来、性行為をする相手は、信頼のおける特定の相手に絞るべきです。 それにより性病がうつるリスクが格段に低くなります。 お互い性病検査をした上で、それぞれが貞操を誓った後、コンドームを正しく装着することが、性病を確実に予防する方法です。 しかしそのような相手が見つからない、もしくはどうしても不特定多数との性行為がしたい、という人の中には、性行為の相手を見つけるために、風俗を利用する人がいます。 風俗店へ行けば、客は様々な性的サービスを受けることができます。 これが、先進国である日本において未だに性病患者総数が増え続けている原因の1つです。 風俗は性病に感染するリスクが非常に高い理由 性病がうつる原因は、膣へペニスを挿入する性行為以外にも多くの原因があります。 ディープキス、フェラチオ、クンニ、アナルセックス、素股など、原因は多岐にわたっています。 そのため、本番行為があるソープは当然のこと、ペニスを挿入することがないピンサロやヘルスなどの風俗店でも危険度は変わりません。 風俗で性病がうつるのが怖いからソープは行かない、と決めていても他のサービスをする店に行っていれば意味がないのです。 風俗店に勤める女性は、1日何人もの客を相手にします。 これはどの形態の風俗店でも同じです。 1日3人の客を相手にして、月に20日間働いた場合、1年間で720人もの相手と性的行為をしていることになります。 人によっては1000人を超えることもあり得ます。 風俗で働く女性の多くは、毎日多くのサービスをこなすあまり、口腔内や膣内や性器周辺に無数の傷や炎症を起こしている場合があります。 ただでさえ粘膜同士の触れ合いによってうつる可能性が高い性病が、これらの目に見えない傷や出血によって、さらにうつる危険性が増し大変危険です。 優良な風俗店は、毎月従業員の女性に性病検査を義務付けているから大丈夫、と信用している客も中にはいますが、大変危険な考え方です。 たとえ1か月前の検査で陰性だったとしても、次の検査までの間に、どれほど不特定多数の男性と性的行為を行うのかを考えれば分かるはずです。 また、性病の種類によっては、検査に陽性反応が出るようになるまでに時間がかかるものもあります。 この場合は、たとえ今回の検査で陰性だったとしても、正確に判断を下すには再検査まで待つ必要があるのです。 これらのことから、風俗は性病に感染するリスクが非常に高いと言えます。 性病を予防するためには、風俗の利用をしないことが推奨されます。

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クラミジアの治療に使われるクラビット

クラミジアは、国内に100万人を超える感染患者が存在し日本で最も感染患者の多い性病とされ、治療には多くの医療機関で抗生物質のクラビットやジェネリック医薬品のレボクインが処方されています。 クラビットは、ニューキノロン系合成抗菌薬レボフロキサシンを主成分とするDNAジャイレース阻害薬であり、クラミジア・トラコマチスの感染に起因する尿道炎や前立腺炎及び精巣上体炎などの治療に用いられている治療薬です。 クラビットは、適応症の病原菌の2重鎖DNAを同時に切断と再接合する作用によりDNAの複製や組み替え及び修復を行うと共に正常な立体構造を維持する役割を担っている酵素DNAジャイレースの作用を阻害する医薬効果を発揮します。 病原菌は酵素DNAジャイレースを阻害する事でDNAの複製効率が低下させるだけで無く正常なDNAの複製効率も低下させる事で殺菌的な抗菌効果を発揮します。 また、クラビットは、適応症の病原菌のDNA複製後にDNAの2重鎖の絡み付きを切断と再接合で正常に修正する事で、正常なDNAの分配を担っている酵素トポイソメラーゼ4型の作用を阻害します。 病原菌の増殖を抑制する医薬効果を発揮する治療薬です。 クラビットの服用方法は、主成分レボフロキサシン換算で500mgを1日1回の服用し、クラミジアの治療においては症状に合わせて7日間~14日間程度継続服用します。 クラビットは、最高血中濃度が高い程抗菌効果が増強される濃度依存型薬物である事と耐性菌の出現を抑制する目的から1日の服用回数の多い時間依存型薬物とは異なり1回の用量が500mgと高用量となっている特徴があります。 クラビットは、発疹や頭痛、腹部不快感などの比較的な軽度な副作用症状がほとんどです。 しかし、感染患者の既往歴や体質及び体調によっては横紋筋融解症や偽膜性大腸炎、間質性肺炎などの重篤な副作用を発症する感染患者がごく稀にあります。 服用により副作用を発症した際には服用を速やかに中断して医師に相談する必要があります。 クラビットジェネリックのレボクインを使うと安価です レボクインは、ニューキノロン系抗生物質レボフロキサシンを主成分とするクラミジア感染症の治療薬であり、クラビットのジェネリック医薬品として多くの医療機関で処方されている治療薬です。 クラビットのレボフロキサシン含有量250mg及び500mgの薬価234.2円及び415.7円になっています。 ジェネリック医薬品のレボクインは、レボフロキサシン含有量250mg及び500mgの薬価が94.4円及び169.9円とクラビットの薬価の約4割程度と非常に安価に設定され、14日間の継続服用で少なくとも薬代3,400円以上の節約が可能です。 レボクインは、抗生物質レボフロキサシンを主成分とするクラビットのジェネリック医薬品です。 クラビットと同様に病原菌のDNAの切断と再接合を担う酵素DNAジャイレースとトポイソメラーゼ4型の作用を阻害する医薬効果で病原菌の増殖を抑制すると共に完治させます。 服用方法は、クラビットと同様に濃度依存型薬物のレボフロキサシンを主成分としている事と病原菌の耐性獲得を予防する観点から高用量のレボフロキサシン500mgを1日1回服用し、医師の指示で1週間~2週間程度服用を継続します。 レボクインは、薬価がクラビットの約4割程度と安価なだけで作用機序も用法用量に違いの無い安全性の治療薬です。 副作用は、レボフロキサシンを主成分としているので先発薬のクラビットと同様の症状が発症するリスクがあります。 主に腹痛や腹部不快感、発疹などの症状が現れ、皮膚の弱い人や長期服用患者には皮膚に発赤や水疱が現れる光線過敏症を発症する事があります。 レボクインは、抗菌効果の高い抗生物質なので感染患者の既往歴や体質及び体調によっては横紋筋融解症や偽膜性大腸炎、間質性肺炎などの重篤な副作用を発症するリスクがあります。 クラビットと同様に重篤な副作用の発生頻度は非常に低く安全性の高い治療薬です。

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クラミジアの治療に使われるジスロマック

クラミジアは日本でも最も多い種類の性病です。 クラミジアに感染していても自覚症状に乏しいことから、病院で診断を受けた頃には重症化していることも多く、早期発見・早期治療が大切な性病となっています。 無自覚のうちにパートナーに感染させてしまっている可能性もあるので注意が必要です。 男女ともにクラミジアは感染時に自覚症状が無いことも多い性病です。 男性の場合、尿道から感染して急性尿道炎の症状があらわれます。 その後、前立腺炎・精巣上体炎を引き起こす可能性もあります。 特に男性の場合、感染してから数日の間に尿道炎が起こります。 これがクラミジアの初期症状です。 その後、尿道の奥へと感染が拡大していき、尿道の1番奥にある前立腺にまで感染が広がる可能性があります。 最終的に睾丸近くにまで感染が拡大してしまうと精巣上体炎となります。 精巣上体炎となると激痛や高熱を伴うような症状があらわれます。 女性の場合、子宮頸管炎を引き起こし、その後子宮内膜炎から卵管炎・骨盤内炎症性疾患・肝周囲炎へと感染が拡大していきます。 クラミジアに感染している場合、HIVなどのような性感染症にも感染しやすくなってしまうため注意が必要です。 感染経路としてはクラミジア・トラコマティスという細菌が粘膜や傷口から侵入することによって感染します。 女性は最初に子宮頸管部粘膜に感染します。 その後、身体の奥へと感染が拡大していき、子宮内膜炎・卵管炎・腹膜炎となります。 男性と比較して女性の方が症状に気づきにくく、深刻な身体的影響を受けやすいです。 子宮内膜炎では下腹部の痛み・強い生理痛・不正出血のような症状があらわれるようになります。 性行為を行うと性交痛を伴うよういなることも特徴的な症状です。 妊娠している場合、流産の危険性もある性病なので妊婦の方は特に注意が必要となります。 性行為だけではなく、アナルセックスやオーラルセックスなどによっても感染する可能性がある性病であり、最近では口内の咽頭にクラミジアが感染している方も多くいます。 ジスロマックとは? クラミジアの治療の第一選択薬としてよく用いられるのがジスロマックです。 クラミジアが完治するまでの期間には個人差がありますし、症状の進行具合によっても異なりますが、1週間程度で完治させることが可能となっています。 ジスロマックの服用方法としては、1日1回、500mgを2錠服用することになります。 クラミジアに感染した場合、原因菌を一気に死滅させることが必要です。 ジスロマックを服用することによって有効成分の血中濃度を高めることによって、クラミジアの原因菌であるクラミジア・トラコマティスを死滅させます。 クラミジアの治療薬としてのジスロマックはマクロライド系統に属する抗生物質です。 抗生物質は各々が持つ特性によって複数の系統に分類されます。 ジスロマックはタンパク質の合成を阻害して細菌の増殖を阻害する効果があります。 服用方法をきちんと守れば、ジスロマックは一度服用するだけで効果が非常に長く続く抗生物質で効果は7日間続くと言われます。 ジスロマックの副作用としては、下痢・吐き気・腹痛・胃炎・頭痛・めまいなどを挙げることができます。 その中でも、ジスロマックは抗生物質の一つであるため、腸内の細菌にも影響します。 結果として腸内環境が乱れることになるため、軽度の下痢の症状が副作用として最もよくあらわれます。 副作用があらわれることは非常に稀ですが、服用後に意識障害があらわれることもあるため注意が必要です。 自動車の運転や危険を伴う機械を操作する場合にはこの点に留意して服用することが必要です。

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クラミジアを放置したことが原因の病気とは?

クラミジアは、病原菌クラミジア・トラコマチス菌に感染し1週間~2週間程度の潜伏期間を経て発症しますが、自覚症状が少なく発症に気付かないまま放置される事が多い性病です。 男性の感染患者は、尿道炎から前立腺炎や副睾丸炎、血精液症、頻尿などを発症する事が多く、一般的に感染患者との性行為により付着した病原菌が尿道に侵入し繁殖する事で尿道炎を発症します。 尿道炎は、病原菌の繁殖による炎症に起因する排尿痛や掻痒感、尿意切迫などの自覚症状に加え、透明~乳白色の非粘着性の膿が排出され下着を汚すケースもあります。 クラミジア・トラコマチス菌に起因する尿道炎は自覚症状が少なく放置されるケースが多くなっているのが現状です。 男性のクラミジアは、尿道炎を放置すると膀胱の真下に尿道を取り囲む様に位置する前立腺や精巣の上部に覆いかぶさる様に位置している副睾丸に病原菌が感染してしまい、前立腺炎や副睾丸炎を発症します。 前立腺炎は、40度を超える高熱や下腹部痛、膀胱炎などの発症に加え、尿道を取り囲んでいるので炎症を発症する事で尿道を圧迫してしまいます。 尿を出し切るまでに時間がかかる尿線細小や尿が出なくなる尿閉、尿意切迫などの症状を発症させる事がある疾患です。 副睾丸炎は、尿道から精管を上行感染して来た病原菌が副睾丸で繁殖する事で副睾丸の腫れや痛み及び38度超える高熱などの症状を発症します。 重症化すると副睾丸の腫れや足の付け根の鼠径部が腫れによって歩行の障害となる事もある感染症です。 男性のクラミジアは、前立腺炎の発症と共に血精液症を比較的高い確率で発症させます。 前立腺は、精液の約30%を占める前立腺液の分泌に加え、前立腺液に精嚢で生合成される精嚢液と精巣で生合成される精子を混ぜ合わせた精液の生成の役割を担っています。 その為、前立腺炎を発症する事で前立腺内の血管が脆くなり精液が赤くなってしまうことや、かさぶたの様な赤黒い小さな斑点が見られる血精液症を発症する事があります。 前立腺だけで無く尿道や副睾丸、精巣などの炎症に起因して発症する病態です。 意外と気がつきにくいのが頻尿です。 尿道の神経に影響を及ぼし、尿意を感じる間隔が狭まることが原因です。 頻尿対策として水分を含むことを控えたとしても効果はなく、ただ体の水分不足を誘発させるだけになります。 頻尿かなと思ったら迷わず泌尿器科に駆け込みましょう。 クラミジアが原因である可能性もあるでしょう。 女性が感染したクラミジアを放置するとどうなる? 女性は、男性に比べて発症後の自覚症状のない感染患者が多く、実際に女性感染患者の約8割に自覚症状が無く感染に気付かずに放置されると共に重症化する事が多いのが現状です。 クラミジアは、病原菌が膣や子宮頸管部の粘膜で繁殖すると共に自覚症状がほとんど無いので子宮や卵管、卵巣へと上行感染してしまい、最終的には腹膜や肝臓の周辺で炎症を引き起こす事が多く危険な性病です。 女性のクラミジアは、有害な細菌の増殖や侵入を防ぐ為に生成されている乳酸菌の効果によって守られている膣や子宮頸管部の粘膜にクラミジアの病原菌が繁殖します。 これにより膣の酸性度が低下してしまい有害な細菌やウイルスの侵入を引き起こし、膣炎や子宮頸管炎を発症させます。 膣炎や子宮頸管炎は、おりものの色や量の変化及び性交痛などの自覚症状がある感染患者もいますが、生理不順や体調不良と勘違いしてしまう事が多く感染に気付かず放置してしまう感染患者がいます。 女性のクラミジアは、発症に気付かず膣炎や子宮頸管炎を放置すると膣や子宮頸管部から卵管や卵巣へ病原菌が上行感染してしまい卵管炎や骨盤腹膜炎、肝周囲炎を発症させます。 卵管炎は、卵巣から子宮へ卵子を運ぶ為の10cm程度の細い管ですが、痛感に対して非常に鈍い器官なので病原菌による炎症が発症しても発症に気付かない事が多く、重症化すると共に卵管閉塞などの不妊症の原因となる事があります。 クラミジアは、卵管炎や卵巣炎を放置すると胃や肝臓など腹部の内臓を覆う薄い半透明の腹膜と臓器などを癒着させるだけで無く、炎症を引き起こす骨盤腹膜炎や肝臓周囲炎を発症させます。 骨盤腹膜炎は、非常に強い下腹部痛や性交痛及び発熱などの症状が発症し卵管留膿腫や卵管留水腫などの発症原因となるだけで無く、意識喪失から死に至るケースもあり危険な疾患です。 肝周囲炎は、フィッツ・ヒュー・カーティス症候群とも呼ばれ、右脇腹や右肋骨、腹部などの周辺に非常に強い痛みに加え、37度以上の発熱を発症させます。

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性行為以外によるクラミジアの感染原因はある?

クラミジアは最も罹患者の多い性病です。それは性行為だけが原因ではなく、容易に感染してしまうことも理由とされています。 まずは経路についての知識を身に着けて正しい性交渉に望むことが大切です。 それをしっかり心がけていれば、必要以上に恐れることはありません。 加えて自然治癒の有無や自覚症状についても合わせて知っておきましょう。 そもそもクラミジアは粘膜を通じた感染が病気の原因です。 性交渉は粘膜の接触を伴うためリスクが大きいのも当然といえます。 ただ性器以外にも粘膜は至る所に存在するものです。 その代表例こそ口腔内にほかなりません。 いわゆるオーラルセックスはクラミジアの感染経路となり得ます。 口の中は常に歯や食材によって傷つけられやすく、菌の侵入も簡単です。 このため軽い気持ちで始めたオーラルセックスが性病の原因となることも珍しくありません。 一般的に性交渉によって感染する病気でも、口づけや唾液の接触は問題ないとされています。 しかしクラミジアは全く別物です。 性器だけではなく咽頭の粘膜にもクラミジアが感染し性病を発症させてしまいます。 もちろん性交渉よりもリスクは控えめであることも事実です。 ただ接触時間の長いディープキスになるほど発症の可能性は高まってしまいます。 こうしたパートナーとのコミュニケーションが阻害されてしまうのも、クラミジアの恐ろしさです。 さらに一度も性交渉の機会を持たないにも関わらずクラミジアにかかるケースも存在します。 それは母子感染を経路とするケースです。 血液や胎盤が原因ではないものの、出産時に膣内を通ることによりクラミジアに触れてしまいます。 それは赤ちゃんが結膜炎や肺炎に罹患する原因ともなる深刻な事態です。 しかも最初からクラミジアを抱えていると、将来にわたって他の性病へのリスクも跳ね上がります。 クラミジアを放置しないことは母親の最低限の義務といえます。 実際には出産前に性病を検査することが一般的です。 クラミジアは自然治癒することはある? あまり知られていませんが、クラミジアが自然治癒することはほとんどありません。 さらに問題なのは自覚症状が出ないまま発症している人が少なくないことです。 このためクラミジアに罹患していることを知らずに性交渉に望む人が跡を絶ちません。 このため発症者は極めて多く、10代のうち10パーセントはすでに感染しているともいわれています。 当然ながらこの中には性交渉だけではなく母子感染を経路とする人も少なくないことでしょう。 幸いなことにクラミジアは不治の病ではありません。 病院で診察と治療を受ければ、比較的手軽に完治させることができます。 その際には抗生物質の投与が中心となり、早い人なら1回限りの服用で終えることも可能です。 症状そのものは治療直後に収まることが多いため診療を受けて損をすることはありません。 また自然治癒したと訴える人は、他の病気で抗生物質を使用していたケースがほとんどです。 自覚症状が無くなったからといって治療を勝手に止めることは硬く戒めなければなりません。 病状が出なくなってもクラミジアは依然として体内に残っています。 このため必ず継続的な観測と対処が必須です。 にもかかわらず治療を中断してしまえば、クラミジアが抗生物質に対して耐性を持つことがあります。 こうなれば治療はますます困難です。

病気にかかり落ち込んでいる女性

クラミジアは進行するとどのような症状になる?

クラミジアに感染してクラミジアが膣から上行すると、子宮頸管炎や子宮内膜炎、卵巣炎、卵管炎、骨盤腹膜炎などを起こします。 しかし、卵管炎や子宮内膜炎を起こしていても気がつかないことも多々あります。 外陰部のかゆみや排尿痛も特にありません。 卵管炎の多くは不妊症の原因になったり、子宮内膜炎は流産や早産の原因となったりします。 卵管の内腔にクラミジアによる炎症が起きると、輸送機能が低下するので、受精卵が子宮内に運ばれずに卵管内で着床して子宮外妊娠になることもあります。 繰り返す炎症によって、卵管内腔や卵管の周囲に癒着ができて、卵管が狭くなったり卵管が閉塞して精子がスムーズに通過できなくなり、受精できなくなります。 クラミジア感染は、このようなメカニズムで不妊症や子宮外妊娠を招きやすくなります。 肝臓にまでクラミジアが侵入すると、慢性的にお腹の上の方が痛くなります。 この腹痛は、肝臓と横隔膜の間にバイオリンの弦のように癒着が起きることが原因です。 時には激しい腹痛を訴えて救急車で救急病院へ搬送されるというケースもあります。 上腹部痛と言うことで、胆のう炎と誤診されることもしばしばあります。 クラミジア感染の症状例 肝周囲炎 肝周囲炎の典型例では下腹部痛に伴って右季肋部に激しい痛みがおきます。 右季肋部と言うのは、右のわき腹のあたり、肋骨の下の方のお腹の中と思うと良いでしょう。 腹痛と言うことで、まずは内科で検査が行われますが、内科の医師が診察をしたのではすぐに原因が判らないこともあります。 若い女性が腹痛を訴えていて性交後2~3週間の場合は、内科だけではなく婦人科もある病院に搬送してもらうのがベターです。 軽症の肝周囲炎の場合は内服薬で治療できますが、重症の場合は入院して点滴を行って治療しなければならないこともあります。 骨盤内にクラミジアの感染を伴ってることや、血液中にクラミジアの抗体が高いことからクラミジアが原因であると診断されます。 骨盤腹膜炎 骨盤腹膜炎を起こした場合も、激しい腹痛がおきます。 骨盤内には子宮や卵巣や卵管があり、これらの表面は骨盤腹膜と言う薄い膜で覆われています。 この膜が炎症を起こして、寒気を伴う発熱や吐き気、お腹が張るなどの症状がでます。 また、強い下腹部痛や慢性的な便秘や下痢なども症状としてあげられます。 炎症を起こしたところから、膿が出てそれが子宮と直腸の間のくぼみ(ダグラス窩)に溜まって膿瘍となることもあります。

おりものシート

クラミジアは感染しても無症状ということもある

クラミジアの典型例では、おりものが増えますが、これに気がつかないことも多いです。 おりものシートを当てていると、おりものシートの状態を見ることもなく、1日に1回おりものシートを交換してしまいがちです。 そのため、おりものが増えていても気がつかないのでしょう。 パンティーだけでおりものシートを使わない場合は、パンティーがすぐに濡れたり汚れたりして気持ちが悪いので気がつきやすいです。 また、おりものの色を見るためには、あまり色の濃いパンティーよりも白や淡い色のパンティーの方が判りやすいです。 クラミジアの場合は、おりものに色はつきません。 水様性でサラサラした透明なおりものが増えます。 おりものの量が増えると、それで気がつく人もいますが、中には特に症状がない場合もあります。 外陰部のかゆみも特にありません。 排尿痛もないことが多いです。 クラミジアを発症した女性の約80%が無症状だったという報告もあります。 たとえ膣から上行して、子宮頸管炎や子宮内膜炎、卵管炎などを起こしていても、症状に乏しく気がつかないことも少なくありません。 不妊症の相談で訪れた婦人科で、初めて卵管炎が発覚して、よく調べるとクラミジアによる卵管炎だった、というケースも珍しくありません。 また、妊婦検診の際に初めて感染を知らされた、というケースも多いです。 妊婦さんの3%くらいの割合で、妊婦検診の際にクラミジアが見つかっています。 胎児への感染のリスクは特に注意 出産まで未受診で、陣痛が来てから産婦人科に飛び込む未受診出産や駆け込み出産をする妊婦さんもいますが、もしもクラミジアに感染していた時は、産道感染によって新生児にも感染します。 その結果、新生児肺炎や新生児封入体結膜炎という病気を来たすことがあります。 妊娠反応で妊娠を確かめたら、必ず妊婦検診を受けて、クラミジアも調べてもらうことが重要です。 それでなくても、若い女性には敷居が高いのが婦人科受診でしょう。 その上にクラミジアは症状がないので、受診する機会もなく、治療の機会もありません。 そのため、感染に気がつかずに不特定多数の人と性交渉を持つと、クラミジアが増え続けます。 クラミジアの実際の報告件数は、上記の通り2万5700人ほどですが、潜在患者がその何倍もいるだろうと推計されています。 今のように増え続けると、100万人以上の患者数となるのも時間の問題だとも言われています。 特に多いのが10歳代から20歳代です。

クラミジアの病原体のイメージ

クラミジアにかかる原因の多くは性行為によるもの

性器クラミジアは、現在の日本では一番多い性病です。 クラミジアと言うのは、細菌よりも小さくウイルスよりも大きい病原体です。 2010年は性器クラミジアにかかった人の報告件件数が約2万5700件もありました。 北海道の旭川医科大学の研究調査によると、高校生の10人に1人がクラミジアに感染していたという報告もあります。 男性でクラミジアになった人の感染経路を調べると、膣性交のみの人が約48%、オーラルセックスのみの人が約21%、膣性交とオーラルセックスの両方だった人が約31%で、オーラルセックスが関与していることが判ります。 性行為の低年齢化やファッション化、膣性交だけではなくオーラルセックスやアナルセックス(肛門を使った性行為)が一般化していることから、様々な懸念があります。 クラミジアの症状は痛みが発生することが多い 性器クラミジアは、女性の場合は約80%の人が特に何も症状がありませんが、男性の場合は無症状だという人は50~60%ほどで、残りの半数近くの男性は、痛みなどの症状が出ます。 多いのは尿道のムズムズした感じやかゆみですが、中には排尿時に痛みを感じる男性や排尿時に灼熱感を感じる男性もいます。 また水様性の膿(うみ)のような分泌物や透明の分泌物が尿道から排泄されることもあります。 これらは尿道炎の症状です。 また、副睾丸に圧痛や痛みを感じるという症状が出る人もいます。 尿道炎から精巣上体炎になった場合は、陰嚢が腫れたり、陰嚢に痛みを感じることもあります。 尿は濁ってきます。発熱する場合もあります。 放置すると、男性不妊の原因となるので、男性もしっかりと治療することが大切です。 クラミジアの場合、女性よりも男性に症状が出やすいという傾向がありますので、男性が症状に気がついた場合は、パートナーも一緒に治療を受ける必要があります。 男性が感染しているということは、女性も自覚症状がなくても感染している可能性があるからです。 男性だけを治療しても、また同じパートナーと性交渉を持つと、感染に気がついていないパートナー―からまたクラミジアをもらい再び感染してしまいます。 まるでピンポンのように、クラミジアを男女間で行ったり来たりさせることになってしまいます。 症状に気づいたらすぐに病院へ 男性の場合は痛みなどの自覚症状が出ることが多いので、医療機関を受診する人が多いでしょう。 男性の場合は泌尿器科を受診するのがベターです。 女性の場合は、婦人科になります。 未婚女性にとって婦人科を受診するというのは、敷居が高いかもしれません。 最近は、ファッションビルの中に婦人科のクリニックがあったり、上の階や下の階はヘヤーサロンやブティックだというビルの中に婦人科のクリニックがあったりと、入りやすくなっています。 最近は若い子も、生理痛の緩和にピルを飲むために婦人科を訪れることも増えています。 受験シーズンだと、生理日の調整などで婦人科を訪れる高校生も多いです。 恥ずかしがらずにきちんと受診してください。 クラミジアの治療は痛いような苦痛の大きい治療はまず、ありません。 抗生物質を飲めば治るので、その点は安心して受診してください。 こじらす前に早めに受診して治療を開始することが大切です。 どうしても病院に行くのが恥ずかしい方は通販でクラミジアの治療薬を購入することをおすすめします。 クラミジアの治療薬といえばジスロマックが有名ですが、現在ではジェネリック医薬品であるレボクインが治療薬としてはメジャーとなっています。 費用も安く抑えることができるので通販でレボクインをゲットしてみてはいかがでしょうか。